甘柿

日記

里山の暮らし

田舎に移住とかの記事を どこかで読んだ(・・?

田舎暮らし毒本』?ちょっと読んでみたいかも(^-^;

山梨では 移住者を『来たりもん』と呼ぶらしい。

 

このあたりでは 『旅のもん』と言います。

来たりもんは 確かに排他的な感じが強い気がしますね。

3代住んでもよそ者とはね、

しかし、私の母方の祖父などは『旅のもん』が 大好きで

終戦後 放棄された鉱山から出奔し、海岸沿いに放浪する朝鮮の方々を発見し、家に招いて 食事を差し上げたりした事なども、あったそうです。

珍しい話を聞くのが大好きだったようです。

この辺りは超の付くド田舎ですが、

山奥ではないので・・・

船を持つ漁民で 行動力もあり、北海道や大阪や 九州などに出稼ぎに行く人も多く

ほとんどが田畑も持っており、集落ごとの団結も強く、それぞれに個性が有る。

と言っても 漁師村にもそれなりの嫌らしさも有ります。

私の実家のあった集落では 他の集落から来た嫁を執拗にいじめる排他的な風土がある一方、外面の良さを装う二面性もあり、協調性の乏しい人や独立心の強い人では耐えがたい以上の辛さ惨めさを味合わされることも有ります。そんな風潮は 今も健在なようです。

『この集落の人達って 皆良い人ばかりだけど、所帯数を増やさない決まりが有るらしい。』とか 思われているようですが笑)

そんなモンありません。決まり事じゃないんです。

『来たりもん』みたいな・・耐えられなくなって 皆、出ていくだけです。

そこで生まれ育って 何処にも行ったことのない人たちばかりの集団って言うのは 

実に恐ろしいものですよ。

思うに 都会から脱落してきた方々が直面する  排他的風土が掻立てられるのには 双方それなりの理由もあるのでしょう。

都会になじめなかったなら、なおさら田舎にもなじめないかもしれません。